【経済】スリランカの今後の発電はLNG、石炭どっち!?

2017-06-22 07:23

スリランカの発電状況について


 

スリランカの発電について、今後火力発電は、LNGにするか、石炭にするかで議論されている記事がありました。
現状、スリランカの火力発電は、石油などのオイル系が原材料ですが、コストが低く発電効率の良い石炭の方へシフトしていくように、国家戦略の中で打ち出しています。(National Energy Policy & Strategy 2006)

 

元々は、降雨量が多い気候を利用して水力発電が盛んでしたが、近年では、干魃やピーク時の時期に電力が充分に供給出来ていないなど、電力供給の不安定さがあり、火力発電のニーズが台頭し、現在の形になっています。
近年の電力の総供給量は、セイロン電力庁(以下、CEB)と民間の提供を合わせて、約12,000GWh(2013年)。
発電比率は、火力が40.1%(石油:27.9%、石炭:12.2%)、水力が57.5%となっており、他に風力や太陽発電の再生エネルギーなどが続いているようです。

 

石油は、輸入に頼っているため、国内でも安定的に発電に使える材料が求められていました。
このため、2011年10月にマナール島沖合で天然ガス田(LNG)が発見されたことで、LNGへの高く期待されています。
ただし、まだ実用稼働までは至っておらず、今後、どのような位置付けで発電に使用されていくのかが焦点となりそうです。

 

CEBとしては、石炭火力発電をメインとして考えているようですので、LNGは電力のピークアウト時に水力とともに使用されていくのではないか?、と推測されます。
今後も石炭火力発電は増設していくようですが、環境面でのコストなどを考慮するとLNGの方が安価に済みそうですので、LNGの扱い方含めて気になるところです。

 

【参照】